


明かされる優子の真実――今回は過去パートオンリーでしたね。とりあえず、見ていられない程凄まじかった・・・鳥肌立ったし;演出もすごかったですね。
では6話感想です↓
また絵を描き始めた火村。
優子と火村の距離も前より縮まってるみたいです。
優子は火村のことが好きなので、一緒にいれれば毎日頑張っていけると。
そして屋上で絵を描く火村に寄りかかって眠る…この辺は仲睦まじくていい感じなんですけどね。
一方、凪は絵が描けなくなってしまっていた。
警告しているのは絵描きとしての凪
それを聞いているのは女としての凪完全に火村が原因ですね。火村は凪の気持ちに気づいてないし、優子といるところに嫉妬してしまうんでしょうね。
久瀬は優子のクラスの女子から聞いた話を火村に伝える。
それは
「雨宮さんの目を見てると時々ゾッとすることがある」ということだった。
優子はどこか嘘っぽい。何か隠していることがある…それを聞けるのは火村だけ。
「先輩は神様を信じてますか――」そんな優子の問いに火村は、神が存在していたとしても運命を憎む人間に殺されていると答える。
苛められても怒らない優子も、もし神がいたら文句をぶつけているだろう、と言う。
いつも優しい顔ばかりじゃない。誰だっていくつも仮面を持っている。優子も真実をその仮面で隠している…
「あなたに見てもらいたいんです。本当の私を――」そう言って優子は火村にキスをする。
「もしも神様がいるのなら、この世界をもっと綺麗にしてほしい…」辛いこともなく、みんなが優しくて、誰も一人ぼっちにならない世界…
そんな都合のいい世界がどこにもないことは知っている…だからそういう世界がほしい…
正直、最初は優子の隠している真実を火村に明かしたところで、火村が優子を救うもんだと思ってました。
でも本当は優子は火村に本当の自分を見せて恨みを晴らしたかった。そのためには火村に自分のことを好きになってもらわなければいけなかった。
だから優子はそのために今回キスしたんでしょうね。
今までの恨みを晴らすことを糧にして優子はこれまで生きていたのかもしれません。
優子の苦しみは尋常じゃないくらいの凄まじいものだったことが最後に分かるんですけどね。
夕と凪の名前を合わせると夕凪になる…
夕凪――夕方の風が吹かない時間
でも時が経てば風はそこから流れていかなければならない。
「僕は今がずっと続くと思っていたんだ…」自分は火村が好きだが、火村の気持ちは優子にある…
本当の自分の気持ちを理解した凪は再び筆をとって絵を描き始めます。
そして久瀬は火村と優子の前でヴァイオリンの演奏を始める。
泣きながら絵を描く凪が切なかった;;久瀬の演奏もあって鳥肌でした;
優子も久瀬の演奏に涙を流し、教室から出て行ってしまう。
屋上で優子と話す火村。
その音色があまりにも綺麗過ぎて聞いていられなかった。
もしかするとこの世界にも価値があるかもしれないと考える自分が信じられなくて…
そんなことを言う優子に、
「信じればいいだろ」と言う火村。
何かを抱え込んでいる優子…
言いたいことも言わない、聞きたいことも聞かない、何かを聞かれてもごまかすだけ…
どこまでが本当でどこからが嘘なのか…
「俺が好きというのはどっちだ。本当か、嘘か」そう言って優子にキスをする。
優子が好きだから全てを知りたいと言う火村。
「やっと…言ってくれた…。あなたに…そう言わせたかった…。あなたに私を求めてほしかった…」優子はこの時を待ち望んでいた。火村に好きになってもらい、自分を知りたいと言わせることで、今までの恨みをぶつけることができるから。
施設にいた時、火村が優子のお兄ちゃんになってくれていたら…
そう言って服を脱ぎだす優子。
雨宮は優子を引き取った後、本当の兄妹のように接していたが、時間が経つにつれて妹とは違うことに気付いてしまった。
震災で亡くなった妹の代わりにしようとしていたのに、優子は他人だと気付いてしまった。
そしてそれからは怒りと憎しみの捌け口を優子に求めた。
雨宮から受けた虐待やレイプの数々…それが毎晩続く恐怖…
消えることのない傷、苦しみ…
「痛くて熱くて苦しくて悲しくて辛くて泣きたくて耐えられなくて逃げられなくて逆らえなくて終わらなくて背けたくて叫びたくてもがきたくて吐きたくて止めたくて抵抗したくて刃向かいたくて抗いたくて逃げ出したくて隠れたくて避けたくて篭りたくて拒絶したくて噛み付きたくて跳ね除けたくて振り払いたくて追い詰められて捕らえられて引きずり出されて攻め立てられて強制されて赦されなくて束縛されて締め付けられて押し付けられて引きちぎられて投げつけられて虐げられて呻きたくて喚きたくて狂いたくて堪えられなくて掴まれて殴られて裂かれて砕かれて蹴られて焼かれて刻まれて焦がされて穢されて破られて荒らされて壊されて嬲られて弄ばれて潰されて踏みにじられて飽きられて放り出されて打ち捨てられて気を失って痛みも麻痺して心が壊れて涙も出なくてでもまた拾われてまた掴まれてまた殴られてまた穢されてまた破られてまた砕かれてまた切られてまた刻まれてまた焼き焦がされて」「嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに」これが火村が知らなかった本当の優子
「コレがアナタが見捨テタオンナノコです」あの頃優子が心を開ける人は火村だけだった…
もしあの時妹が欲しいって言ってくれたら…
どうして妹が欲しいって言ってくれなかったの
どうして行くなって言ってくれなかったの
どうしてここにいろって言ってくれなかったの
どうして私のこと守ってくれなかったのそう叫ぶ優子に、死んだ妹の代わりにはしたくなかったと火村は言うが、
「ウ ソ ツ キ」優子は火村の嘘を見破る。
「10年遅いですよ―――」優子は火村に止めのの一言。
ということで6話終わりです。
正直、鳥肌でした。そして怖かった。優子の目が怖かった。なんという鬱END
演出はさすがと言うべきですね。宮子のときを思い出しました。
優子はこの時をずっと待っていたんですね。
火村を好きにさせて、10年分の恨みをぶつける。
そして止めの一言。
優子の苦しみは想像を絶するものでした。だから火村に恨みをぶつけるしかない。
もう火村は叫び絶望するしかなかった。
優子の真実をちょっと軽く考えてましたね;
さて、これから火村はどうするんでしょうね。現在パートを見る限り、まだ解決してないのかな?
一方で、優子も火村に対して恨みの感情しかないとも思えないんですよね。
本当に火村に助けてほしいとも思えますよね。
次回は久瀬とミズキのパートのようだし、こっちも何かしら波乱がありそうです。
スポンサーサイト
ランキング参加中です。押してくださると励みになります♪